ゴールデンウィーク、皆さんはどこかお出かけされる計画ですか?
僕は一足先にお出かけをしてきたのですが
そこが思っていた以上に良かったのでオススメしたいですw
行き先はどこかと申しますと直島、豊島になります!
瀬戸内にある小さな島ですがここにある美術館やアート作品がとても良く、海や山など自然も綺麗です
お魚もとても美味しかったです
豊島(てしま)
瀬戸内海の東部、小豆島の西方3.7kmに位置する島。直島諸島に属す島です
行政区分は香川県小豆郡土庄町に属し、島内の大字には豊島家浦、豊島唐櫃、豊島甲生の3つあります。
豊島の人口は1000人くらいのようです
豊島は昔は「ゴミの島」「毒の島」と呼ばれている時期があったようです
これは、産業廃棄物の不法投棄が原因なようで戦後最大級の不法投棄事件として有名な事件で
この事件が原因の風評被害によって豊島を訪れる釣り客、観光客などが激減したほか、
地場産業であるミカン栽培やノリ養殖では「豊島」の名称を冠して生産物を販売できなくなり、ハマチ養殖は廃業せざるえなくなってしまったようです
県側が住民に対し産廃処理事業の終了を提案し、住民側も了承したことで、処理事業の終了が事実上決定したのは、まだまだ最近のことのようです
しかし、こんな事があった島には全然見えなく空気もとても澄んでいて美味しかったです
この島でお勧めしたいスポットは
なんと言っても
豊島美術館です
瀬戸内海を望む豊島唐櫃(からと)の小高い丘に建設されています
アーティストの内藤礼さんと建築家の西沢立衛さんによるコラボ作品です
休耕田となっていた棚田を地元住民とともに再生させ、その広大な敷地の一角に、水滴のような形をした建物が据えられました。
広さ約40×60m、最高高さ4.3mの空間に柱が1本もないコンクリート・シェル構造で
実際に建物の中に入ってみるとそれは圧巻の不思議な空間になっています
天井にある2箇所の開口部から、周囲の風、音、光を内部に直接取り込み、自然と建物が呼応する有機的な空間です。
内部空間では、一日を通して「泉」が誕生します。その風景は、季節の移り変わりや時間の流れとともに、無限の表情を伝えます。
この泉というのが地面から少しずつ水が沸いてくる構造になっていてこの水の流れを眺めているだけでも面白く感じます。
何時間もいても飽きのない感じです。癒しも感じます。とてもスピリチュアルでしたw
音の響き方もとても不思議で母親のお腹の中にいた時はもしかして?こんな感じだった?のかなと思いましたw
そして、もう一つご紹介したいのが
ささやきの森
クリスチャン・ボルタンスキーさんの作品で
豊島・檀山の中腹にあたる森林の中にあります、思っていたよりも山の中にあり猪に注意の看板もあって
一人で歩いていくとちょっぴり不安になる程(笑)
無数の風鈴が風に揺れ動き、静かな音を奏でるインスタレーションです
風鈴の短冊には、これまでに訪れた方の大切な人の名前が記されています。
風になびく音は魂の神秘性を思わせ、無名の個人を記憶に留め、人間存在の強さや儚さを表現します。
これは後から知ったのですが
鑑賞者は、新たに自分の大切な人の名前を風鈴の短冊に残すことができる様です
後日、名前は書かれた文字のまま短冊(プレート)に刻まれ、作品の一部となって風に揺れ動き始めます。
この作品をつくったクリスチャン・ボルタンスキーさんは
インタビューで
「この作品は終わりのない作品であり、いつかこの森が風鈴の音で満たされることを願っている。そして、やがてこの場所は、私の名前が忘れ去られたあとも、人々が大切な人を敬うために訪れる巡礼の地になるかもしれない。」と述べられています
このことを知ってさらに素敵な作品だと感じました!奥が深い!
登録されたい方は
- 登録は、心臓音のアーカイブにて受け付けている様です
- 登録当日は、登録証をお持ち帰りいただけるようなので次に行った時は僕も登録したいと思います!
- 電話番号:
- 0879-68-3555(豊島美術館)
まだまだ、いろいろな作品がありますので
もし、行かれるときはレンタル自転車、原付バイクをお勧めします
坂が多いので必ず電動自転車をレンタルしてください!お天気が良いとサイクリングだけでも満足できると思います
僕は事前にネット予約ができたので瀬戸内カレンさんでレンタルしましたw
直島(なおしま)
香川県の町で、香川郡に属する。瀬戸内海上に浮かぶ直島を中心とした直島諸島の島々で構成される。
人口は約3000人くらいのようです
直島の南側は緑豊かな海岸となっており、瀬戸内海国立公園に指定されています
直島は1992年に創られたホテル・美術館の「ベネッセハウス」が有名ですが
とても人気なホテルで僕は3ヶ月前でも予約が取れませんでした
このホテルに宿泊すると島内を運行している宿泊者専用のバスに乗ることができ、とても便利です
さらに宿泊者限定エリアもあるの次は必ず泊まりたいと思いましたw
この島でお勧めしたいスポットは
地中美術館
地中美術館は「自然と人間を考える場所」として、2004年に設立されたようです
瀬戸内の美しい景観を損なわないよう建物の大半が地下に埋設されています
館内には、クロード・モネ、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの作品が安藤忠雄設計の建物に恒久設置されています。
地中なのに、自然光がふんだんに入り、とても美しい空間でした
クロードモネの作品がある部屋の壁が漆喰の白さがとても良くて空間がとてもモネの絵の為だけにあるようでした
床には角が丸く削られた2cm角のイタリア産大理石ビアンコ・カラーラが敷き詰められています。
大理石は傷つきやすいので、モネ室に入る前に鑑賞者はスリッパに履き替えます。
真っ白なのですが、石と漆喰の効果なのか冷たい印象はなく、とても温かみのある空間に感じます。
そして、とても心地よかったです
現在、地中美術館で見られるジェームズ・タレル作品は、「アフラム、ペール・ブルー」、「オープン・フィールド」、「オープン・スカイ」の3点です。
この3点の中でも僕のお気に入りは「アフラム、ペール・ブルー」です。光を投射している作品です
何人かのグループになって鑑賞するようになっています。僕は欧米の方達と同じグループで鑑賞したのですが
一緒に鑑賞した外人たちの『おおおお!』という歓声!がとても印象的でした。
ウォルター・デ・マリアの作品タイトルは「タイム/タイムレス/ノー・タイム」 階段状の大きな展示室は、作家本人の指示により設えられたそうで、この展示室が丸ごと作品です。
この部屋もモネ室同様照明は天井から降り注ぐ自然光のみなので鑑賞する時間帯で色々と変化が楽しめそうでした
第一印象は『はあああああw』となりました(笑)
説明が下手でごめんなさい🙇♂️
どこの空間も自然光の使い方がとても素敵で一日を通して、また四季を通して作品や空間の表情が刻々と変わる様子を見てみたいと思いました
アーティストと建築家とが互いに構想をぶつけ合いながらつくり上げたこの美術館は、建物全体が巨大なサイトスペシフィック・ワークといえるそうですw
そして、もう一つお勧めしたいスポットは
地中カフェ
地中美術館にはミュージアムショップと共に地中カフェという瀬戸内を見渡せるミュージアムカフェがあります。。
テラスに出ることも可能です
ここの米粉のマフィンとベーグルが絶品ですw
最後にお勧めしたいスポットは
家プロジェクト
今回はスケジュールの都合で鑑賞できませんでしたが次は必ず行きます
家プロジェクトは直島・本村地区において展開するアートプロジェクトです。 「角屋」(1998年)に始まったこのプロジェクトは、現在、「角屋」「南寺」「きんざ」「護王神社」「石橋」「碁会所」「はいしゃ」の7軒が公開されています。
特にこのジェームズ・タレル作の南寺が観たかったです(T ^ T)
島に点在していた空き家などを改修し、人が住んでいた頃の時間と記憶を織り込みながら、
空間そのものをアーティストが作品化したそうです
地域に点在する作品は、現在も生活が営まれている本村を散策しながら鑑賞することになります。
その過程では、場所の持つ時間の重なりやそこに暮らす人々の営みを感じることができるようです。
生活圏の中で繰り広げられる来島者と住民との出会いにより、
さまざまなエピソードを生み出しているのもこのプロジェクトの特徴なようです。
都市と地方、若者とお年寄り、住む人と訪れる人とが交流していく中で生まれる新たなコミュニティの在り方を提起する契機になったこの有機的な取り組みは、日々変化しながら進化を続けてます。
今回、鑑賞した作品は
島と融合したアート作品ばかりでとても楽しめました
普段、美術館で作品を鑑賞する感じとはかなり違って
施設全体というか島全体での作品の魅せ方から感じさせ方に感動しましたw
アートな島と呼ばれているだけあります!
島に着いた時の外国人の多さにびっくりしたのですが(9割外国人旅行客)
世界中からこの島に訪れる人たちの理由がわかった気がしますw
直島で食べて美味しかったBEST3
3位
ミカズキショウテンさんのカフェラテ!
2位
瀬戸内海の直島、宮浦港のすぐそば、目の前にある食堂。直島産「なおしまヒラメ」が食べれます
一番人気は"唐揚げ"とのこと。僕は、"新鮮な魚は刺身でいただきたい"派なので「刺身定食」を注文しました
ヒラメの刺身は、甘みがあって美味しい。歯応えもしっかりしてました。
アラ汁も美味しかったw
1位
今回、宿泊させていただいたホテルに隣接していたイタリアンレストラン「REGALO」のデザート
もっと詳しく申しますと塩アイス!これ今まで食べたアイスクリームで1、2を争う美味しさでしたw
お土産に買って帰りたかったくらいですw
直島に来て一番得れたのは
癒しでしたw
ここに来て、せかせかして時間を過ごしている自分に気づきました。自分の気づけていなかったストレスに気づけたのはかなりの収穫ですw
朝早くから釣りをしていたお兄さん、自称知床の釣り師w
朝ごはんに釣った魚をおろして醤油とわさびまで用意して食べさせてくれましたwこの日に初めてお会いして何の面識もないのに・・・優しさに癒されましたwありがとうございます!
草間彌生さんのカボチャの写真を撮影していたときに話しかけてくれたフェリー乗り場の方もここから取るといい絵になるよと教えてくれ、また、おいでと声をかけてくれましたwとても親切でした。
他にも利用したショップや飲食店の方たちも素敵な人ばかりでしたw
今回のアートな旅で心のゆとりを取り戻せましたw
島に行く前に注意点
定休日の確認を
直島は月曜
豊島は火曜日が休みだと思っていた方が良いです
交通、
島内は坂が多いので電動自転車がベスト
特に直島はベネッセの私有地を調べておいた方が良いです
宿泊者限定エリアがあるので自転車でも入れなく、徒歩限定のところもありました
美術館の予約
地中美術館、豊島美術館など予約しないと入館できないアート施設があります