名古屋美容室リマルサンヘアーのお客様の髪の毛のお悩みで多かったのが
世代を関係なく“髪のうねりやくせ”と答えた方が多かったです
毎朝セットをしても時間が経つと気づけばクセが出ていたり、
雨の日、特に梅雨時なんかは、一日中髪の毛がうねっている
そんな日は、気分が下がってしまいます・・・とお客様からご相談を多く受けます。
目次
どうして、雨の日に髪の毛にうねりが出やすいか聞いたことはありますか?
実は、髪のうねりには『髪の水分量』が影響しています。
これは、直毛の方でもよくあることですが
朝の寝癖!
これ、髪の毛の水分量が原因です
寝癖が付かないようにするには、寝る前に髪の毛をしっかり乾かすです
意外とこれができてない
これは、切れ毛の原因にもなるので気をつけてください
お客様のほとんどが、9割乾かす
本人は、10割きちんと乾かしたつもりの方が多いのですが
意外とこの10割、乾かす事ができてません
大体、皆さん8割9割の乾かしになっています
髪の毛をドライヤーでブロー、セットするのに必要な髪の毛の水分量は10%くらい
1割から2割です
ということは、寝ている間に
残りの1割、2割が乾くと髪の毛が形成されます
これが寝癖の原因になっていますし、髪の毛のうねりともつながります
他にもある髪のうねりの原因を、髪がうねるメカニズム、うねり・くせ毛の対処法と合わせてご紹介します。
どうして髪の毛はうねるの?
直毛の方や、髪のクセが弱い方の場合は 内部のタンパク質達がまっすぐ結びついていますが、
クセ毛の場合 曲がった状態で結びついてしまいます。この「タンパク質達の結びつきの違い」は、毛穴のゆがみから発生しているため非常に強いクセとなって現れます。
髪の形状には、ストレートタイプの「直毛」以外に、カールした「波状毛」や縮れた「縮毛」があります。
・直毛
(真っ直ぐな髪の毛のことです。 一見するとまとまりやすいストレートヘアで、デメリットがないようにも思えますが、硬い印象になってしまう上に、髪質がしっかりしすぎていることが原因で、楽しめるヘアスタイルが制限されてしまう場合もあります。)
・波状毛
(波状毛は日本人をはじめアジア人にもっとも多いクセ毛のタイプです。 その中で波状の長いタイプを、長波状毛と呼びます。 湿気が多い日に髪の毛が広がりやすいのが特徴です。)
・縮毛
(毛髪が縮れていること。縮れ毛(ちぢれげ)、ともいう。、自然の縮毛のことを天然パーマ(てんねんぱーま)という)
うねりの度合いは直毛→波状毛→縮毛の順にうねりが強くなります
この髪のうねりには『髪の断面のかたち』と『毛包のかたち』が関係しています。
髪の断面がきれいな円形ほど直毛になり、楕円になるほどうねりが出ます。
髪の形状と髪の断面図との関係
毛包とは、髪の根元部分である毛根を包んでいる袋のことを指します。
髪は皮膚に対して斜めに生えているのですが、「直毛」の場合はこの毛包が直線的に生え、カールした「波状毛」の場合は毛包がゆるくカーブして生え、縮れた「縮毛」の場合は毛包が反転しています。
髪の形状と毛包の形との関係
髪内部のほとんどはコルテックスと呼べれているタンパク質で構成されています。
髪内部のコルテックスと呼ばれるタンパク質ですが、実は 水に馴染みやすい柔らかなタイプと 水に強いかためのタイプと、
2種類で構成されています。(水に馴染む柔らかい=オルソコルテックス)と(水に強い固め=パラコルテックス)
この2種類のコルテックスは、ホルモンバランスや栄養状態、加齢といった様々な要因から そのバランスを崩します。
バランスが悪いと うねりが強い髪となってしまい、ドライヤーによるブローや、ストレートアイロンで髪を伸ばすことで 多少は改善されますが
やはり髪内部のタンパク質が要因となっているため、湿気や汗によりクセが戻ってしまいがちです。
うねりには、元々の髪がうねっている「先天性のうねり」と、本来はうねりがない髪質だったのにうねりが出はじめる「後天性のうねり」があります。
・先天性のうねり
元々の髪が直毛かどうかは遺伝によって決まります。日本人の場合は約9割が直毛のため、先天性のうねりは少ないと考えられています。
・後天性のうねり
子どものころは比較的直毛なのに、成長するにつれてうねりが出てきて“くせ毛”になることがあります。この場合は、後天性のうねりにあてはまります。
では、うねり・くせ毛の原因にはどのようなものがあるのでしょうか。
元々毛包(髪の根元部分)はまっすぐですが、頭皮がゆがみ、毛包が曲がってしまうとキューティクル層が違う
うねりのある髪が生えてきます。
頭皮がゆがんでしまう原因には以下のことが挙げられます。
・加齢
・髪の毛を強く引っ張る髪型
・乱暴なシャンプーやブラッシング
・栄養不足
・ストレス、産後によるホルモンバランスや自律神経の乱れ
髪が傷んでしまい、キューティクルがはがれると、水分が髪の毛の内側へ入り込みやすくなります。
髪が水分を含むと膨張し、髪断面のかたちが変わるため髪がうねってしまいます。
キューティクルがはがれる原因は
・乾燥・紫外線・ドライヤーやヘアアイロン・タオルやブラシなどによる摩擦・パーマやカラー
うねりやくせ毛にならないために、日頃から「頭皮を傷つけない」、「髪へのダメージを与えない」「生活習慣を見直す」、ということに気をつけたいですね。
具体的には何をしたら良いのでしょうか。
うねり、くせ毛にならないための予防法
きれいな髪は、健康で綺麗な頭皮から作られます。
ダメージに強い髪を育てるためにも、頭皮を傷つけないためにも、頭皮環境はとても大切です。
ここでは、頭皮を良い状態に保つための方法、頭皮改善策をお伝えします
・頭皮クレンジング
頭皮クレンジングをすることで、日頃のケアでは落とせなかった毛穴皮脂を取り除くことができます。
酸化して毛穴に詰まった皮脂は固まってしまい、シャンプー剤だけで取りきれません
残っていると匂いの原因にもなります
週に1〜2回など定期的に行いましょう。
頭皮クレンジングの種類には、オイルやローション、ジェルや炭酸水などがあり頭皮の状態によって使い分けてあげると良いです
・頭皮マッサージ -1日1分でもOK-
血行不良の場合、頭皮は髪へ栄養を届けることができなくなります。
健康な頭皮を育てるためには、1日1分でも良いので頭皮マッサージをしましょう。
シャンプーをされている時にすると継続させやすいです
また、頭皮マッサージをする時は血行促進成分やうるおい成分が配合された頭皮用のエッセンスやトリートメント、化粧水を使うこともおすすめです。
頭皮が乾くと、頭皮が突っ張ったり、炎症を引き起こす可能性もあるため、うるおいを与えて柔らかい頭皮作りを心がけましょう。
※頭皮のマッサージをされる時に爪を立てたり、強くやりすぎるのはNGです。頭皮が硬すぎるのも柔らかすぎるのも良くありません。もし、ご自身の頭皮の硬さの状態を判断できない時は、担当の美容師さんに聞いてみるのが良いと思います
シャンプー剤、選びも大切です
石油系の界面活性剤が含まれているシャンプーは避けた方が良いです
シャンプーで重要なこと、それは「いかにダメージを与えずに洗い上げるか」という点にあります。
強い洗浄成分で汚れが落ちても、それによって髪が痛んでしまっては意味がないですよね。
アミノ酸系シャンプーは、人体に影響の少ないアミノ酸からできているため、洗浄力は保ちつつも優しい洗い上がりになります。
キューティクルは紫外線やドライヤーの熱、タオルの摩擦などにより損傷します。
タオルで髪をふくときは、頭皮はこすらず軽くポンポンと叩くようにふき、髪はタオルを髪に押し当てるようにして髪の水分を取りましょう。
また、洗髪後のドライヤーや朝のスタイリング時には、洗い流さないトリートメントやオイルなどでコーティングして、キューティクルの剥がれを守りましょう。
濡れたまま、寝てしまうのはかなり厳禁です!それだけで髪の毛がダメージを受けます。注意してください!
栄養バランスのとれた食事をする
髪の成長にとって食事はとても大切です。
基本は三大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質)とビタミンやミネラルをバランスよく食べること。
髪を構成するのは、18種類のアミノ酸で構成されるケラチンというたんぱく質です。
・お肉... たんぱく源としてもっとも身近なお肉。脂身が多い種類はカロリーが高いのでご注意を。
・魚介類… お肉よりも消化しやすいたんぱく質と言われる魚介類。
・乳製品… 牛乳やチーズなどは、食品の中でも高たんぱく質で知られています。
・大豆食品… 納豆、豆乳には大豆イソフラボンが多いです。ビタミンBも豊富で、頭皮の環境を整えるのに良い食材です。
ケラチンの合成に欠かせない「亜鉛」
髪の毛のたんぱく質である「ケラチン」の合成に欠かせない栄養素である「亜鉛」。抜け毛の予防にもなります。
亜鉛は単独ではなく、先程ご紹介したたんぱく質とビタミンもバランスよく摂ることで力を発揮する栄養素。
体内で生成できない必須アミノ酸のひとつなので、食事で上手に取り入れるようにしましょう。
亜鉛を多く摂れる食材
・牡蠣、栄養素が豊富に含まれた食材。亜鉛はクエン酸との相性がいいので、牡蠣にレモンをかけて食べると栄養を吸収しやすくなります。
・豚レバー、豚レバーの場合にはたんぱく質も一緒に含まれているのでこれだけでも吸収しやすいのが特徴です
過度なダイエットや、バランスの悪い食生活を続けていると、髪の毛に必要な栄養が摂取できず髪を傷めることになります。
また、髪をつくるためには炭水化物やビタミン、無機質など他の栄養素も必要です。バランスの良い食生活をこころがけましょう。
睡眠がとても大事です
『エッチな人ほど髪が伸びるが早い』って一度は聞かれた事があるこの都市伝説
これは、寝る時間が長いってとこらからきてる可能性も!
睡眠は、寝る時間が長ければ良いってものではありません
細胞の修復や疲労回復などを促す役割を持つ「成長ホルモン」。
睡眠中に多く分泌され、特に夜22時から2時の「ゴールデンタイム」に最も多く分泌されると紹介されてましたが
最近では、時間帯は無関係であり、むしろ眠りの深さや他のホルモンとの関係など他の要因の方が大きいと考えられているようです
美容と健康に重要な役割を持つ「成長ホルモン」の分泌を促すには
眠りについてから3時間以内に分泌されており、特に最初の90分間に迎える深い眠り「ノンレム睡眠」の時にピークとなるようです
つまり、成長ホルモンをたっぷりと分泌させるには、少なくとも3時間以上は眠り、
さらに寝始めの90分間にぐっすりと深く眠れていることが大切です
頭皮は、睡眠中に少しずつ新しく作りかえられていきます。睡眠不足はきちんと頭皮が作りかえられず毛包がゆがんでしまい、うねりにつながることがあります。最低でも6時間は睡眠時間を確保しましよう。
お酒は控えめに
髪の生成に大切な「ナイアシン」とよばれるビタミンは、アルコールを解毒するために使われます。
お酒を飲む量が増えると、髪にまで栄養が行き届かなくなってしまうので、控えめにしましょう。
睡眠の質も悪くなりますので注意してください
今ある“うねり・くせ毛”の改善策!?
すでに“うねり”が出ていたり、今あるくせ毛を整えるにはどうしたら良いのでしょうか。
ドライヤーでやヘアアイロンでセットする時のポイントは
ドライヤーやヘアアイロンを使う前に「洗い流さないトリートメント」や「ヘアオイル」をつける
根元から乾かすようにする
髪が乾いたら、冷風をあてる
髪を乾かすとき、つい濡れている髪に温風を送ってしまいがちですが、髪が乾いても根元は乾いていないことがあります
ドライヤーで髪を乾かすときは、「根元をしっかり乾かす」ことを意識しましょう。
また、髪と頭皮が乾ききったら、最後に冷風をあてましょう。そうすることで、開いたキューティクルが閉じて髪がまとまりやすくなります。
ドライヤーをかける際は10~20㎝離して上から下に向けて風を当てて、キューティクルを守りましょう!
ヘアアイロンは140℃~160℃で3秒程度
仕上げにオイルスプレーやワックススプレーを使う
ブローをする際は、髪を「ピンッと伸ばしながら」温風を当てましょう。また、ブローやスタイリングは“根元から”整えることもポイントです。
頭皮を傷つけないように、頭皮をこすりすぎたり、強く引っ張らないように気をつけましょう。また、ヘアアイロンは温度が高いほど髪が傷みやすくなりますが、低いとクセがつきません。
目安は140℃~160℃の温度に設定し、つかんだ量に対し1回3~5秒程度。
さらに、外出先でうねりが出ないようにするには、ヘアセットの仕上げにオイルの入ったツヤだしスプレーやスプレータイプのワックススプレーを使う方法もあります。
うねりを生かしたヘアアレンジもオススメです
うねりがある髪には、結んだ髪を少しずつ引っ張りゆるく結んでいるように見せるルーズスタイルのヘアスタイルがおすすめです。インターネッ雑誌などでいろんな髪型が紹介されているので、自分に合うアレンジを見つけましょう。
毎日ヘアセットをするのは面倒…という方には、髪質改善メニューがオススメです
縮毛矯正やストレートパーマ、髪質改善メニューをする方法もあります。
定期的にかけ直す必要があるのでコストがかかり、髪への負担も大きいですが、とにかくくせ毛から解放されたい方にはおすすめです。
特にオススメしたいのが
名古屋美容室リマルサンヘア ーの髪質改善メニューです
年齢が高くなると、「ツヤがなくなる」「まとまりにくくなる」「ボリュームが欲しい」「うねる」「きれいなストレートにならない」といった悩み意識が高くなります。
実際にお客様の毛髪を観察した結果、年齢が高くなると、髪の毛にツヤのないパサついてる人が多いです。
このような悩みが解消せれてしまうのが
髪質改善メニューです
また、前髪だけ、など一部のみくせ毛の場合は、部分的に縮毛矯正やストレートパーマをかける方法もあります。
美容師さんと相談して自分に最適な髪型を探しましょう。
https://www.maru3.info/straight-permanent
うねりの原因には「遺伝」、「頭皮の毛穴がゆがむ」、「キューティクルが剥がれる」ことが挙げられます。
うねり・くせ毛にならないためには頭皮や髪を傷つけず、きちんと栄養を取り込むことが大切です。
また年齢とともストレスなどで髪の毛にダメージが増えるため、後天的な影響も重なります。
うねり毛が増えることにより、毛流れがそろいにくくなり、「ツヤがない」 「まとまりにくくなる」「きれいなストレートにならない」という悩みにつながっていると考えられます。
今あるうねり・くせ毛に向き合うためには、髪と頭皮をケアしながら、うねりを抑える方法を知ることが大切です。
髪型やヘヘアアレンジなどの情報量を増やし、自分に合ったケア方法を探しましょう。
潤いと艶!とても大切です!